2007年 2月25日  コリント人への手紙第二 12章9、10節

                 <弱さを認め、神の恵みによって歩む>

この12章では、使徒パウロが、パラダイスに行った事について書かれています。しかし、その体験があまりにも素晴らしかったので、彼が高ぶる事がないようにと、「とげ」が与えられました。

この「とげ」とは、てんかん、マラリヤ、目の病など・・・色々な説がありますが、具体的に何を指すのか、聖書に書かれていないので、はっきりとした事は分かりません。・・・・・しかし、「とげ」というからには、パウロにとって、とても痛い物であった事が分かります。

ですから、彼は、「このとげを取り除いて下さい。」と真剣に主に祈りました。しかし、主は、彼に次の様におっしゃったのです。

「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」

パウロは、その信仰と福音宣教の歩みのゆえに、沢山の迫害や困難に遭いました。そして、その中で、自分の弱さを心底知らされました。・・・・・しかし、彼は、自分の弱さを通して働かれる主の力と恵みを、次々と体験して行ったのです。


本当に強い人とは、・・・自分の弱さを認めて、主イエス様に祈り、主イエス様にすがり、主の恵みにより頼む人です。

(参: 日本の信仰史上、ポイントとなった高木仙右衛門という方がいます。「浦上四番崩れ」という厳しい迫害の時、周りの全ての人が信仰を捨ててしまったのに、彼だけが信仰を捨てずに最後まで信仰を守り通しました。そして、彼のその姿をみて、1度信仰を棄てた多くの人々が、再び信仰に立ちかえったのでした。・・・・・彼は、自他共に認める「弱い人」でした。自分でも、自分の弱さを本当に身にしみて知っていました。でも、だからこそ、毎日毎日、主イエス様に真剣にお祈りし、主イエス様にすがっていたのです。そうしたら、主イエス様が、彼を完全に守って下さり、恵みと勝利を力強く現わして下さいました。・・・・・いつも主イエス様にお祈りし、主により頼み続けた彼の生き様を通して、私達は本当に、主からの励ましと希望を頂く事が出来ます。)

これからの時代、色々な意味で、厳しい時代になって行くことでしょう。しかし、私達は、自分の弱さを正直に認めて、いつも主に祈り、主にすがり、日々、主の恵みと力を十分に頂きながら、最後までしっかりと信仰と福音宣教の使命を全うして行きましょう。