<白馬の思い出>

  今年もまた、白馬讃美大会の申込みの時季が来ました。
 去年の今頃、嫁から白馬の讃美大会におばあさんも申込みをしたので一緒に行きましょう
 との手紙が来ました。讃美大会がどんなものか知らず軽く聞き流していました。

  四月初めに松山に来た時、讃美大会で嫁と嫁の母、姉達が特別讃美を歌うということを聞きました。
 五月の末に高知で四国の予選会があり、私も聞きに行きました。
 その時に私も讃美大会で一緒に歌うことになり、本部教会の秋元牧師が握手して下さり、
 「期待していますよ。頑張ってください。」と励ましのお言葉を頂きました。
 私が行ける!行って歌える!大きな感動でした。必ず参加させて頂こうと決意し懸命に祈りました。

  これまで、信仰のことは長男に伏せていました。白馬へも普通の旅行として許してもらっていました。
 それが信仰しており洗礼まで受けていることがわかり大変な事になりました。
 私も人との約束は破れても神様との約束は破れません。なんとしてでも行こうと必死で祈りました。
 次男夫婦の懸命のとりなしもありやっと行けることになりました。 

  当日、片道十一時間の行程、酷暑の中を無事に行くことが出来ました。
 大きな立派なホテルにまず驚きました。スキーで有名な白馬も夏はひっそりと静かでした。
 周りは三千メートル級の山々がそびえ窓からの眺めは雄大でした。
 世界中から集まった人は千人を超えていました。休む間もなく次々と厳かな聖会が続きました。
 二日目の午後二時、いよいよ讃美大会の本番を迎えました。
 常にはどうにか歌えていましたのに極度の緊張のため、途中で少し間違えてしまいました。
 間違えたことばかりが頭にあって、後の方の歌をどう聞いたか分からない程でした。
 その時、司会の山田牧師がわざわざ私の席まで来て下さり、「おばちゃん、よかったですよ。」
 と幾度も言って下さりホッとしました。
 会の後、幾人もの方から、「感謝です。感動しました。」とか、「涙が出ました。」と言って頂き、
 間違えても、あの大きな舞台で歌えてよかったと思いました。

  この白馬行きが私の信仰を揺るぎないものにしました。
 何があってもこの信仰を貫こうと、聖書拝読も一日十章と決めて実行しました。
 祈りにも心がこもりました。牧師、嫁を通しても、たくさんのみ言葉を頂きました。
 イエス様から数え切れないお恵みを頂き、至福の日々を感謝の内に過ごしております。
 


                                                               戻る