<二十六聖人殉教記念聖会に参加して>

   

 今年百歳を迎えた私を祝って、息子夫婦が、長崎の二十六聖人殉教記念聖会に連れて行ってくれました。二月四日の日曜礼拝の後、出発。久しぶりの船旅で、フェリーに乗って、三崎から佐賀関に着き、夜は別府の旅館で一泊し、温泉を楽しみました。そして、五日の午前、長崎に着きました。

 聖会は午後六時半からなので、市内観光。一番に敗戦を決定的にした被爆地、浦上の平和公園へ。雄大な平和像を見上げた時は、感無量でした。美しい噴水を見て、次は稲佐山のてっぺんへ登り、お天気の良い長崎の空・海・街を一望。
その美しさに魅せられました。そこから西坂公園へ。二十六聖人殉教の現場です。資料館の前にズラリと並んだ像を見た時、思わず涙が込み上げて来ました。彼らがあふれるばかりの信仰に燃え、喜んで天に召されて行った場所に来て、深い感動に胸を打たれました。かつて読んだ「殉教」の本の最後の場面が目に浮かび、言葉もありませんでした。

 公園で一休みしていますと、秋元牧師ご夫妻をはじめ、沢山の方々が見えられ、久しぶりにお目にかかりました。そして、そこから聖会の会場(浦上天主堂)は近く、玄関に立ちますと、ダニエル大重牧師が待っていて下さいました。ダニエル牧師からは、み声新聞を通してのお交わりやお手紙。そして聖書の御言葉、「神に愛されている人よ。恐れるな。安心せよ。強くあれ。強くあれ。」(ダニエル書10章19節)を、主にあって頂いていましたので、お会い出来た感動にしばらくお話を致しました。

 六時半からの聖会。場内に入りますと、沢山の方が覚えていて下さって、声をかけて下さいました。皆さんが、百寿を祝って下さいました。いよいよ開会。沢山の賛美の歌。次々と各牧師を通してお心のこもった励ましを頂きました。百寿を迎え、この日この時、この意義ある聖会に参加出来ました事は、最高最善でした。主の大きな大きなお恵みです。息子夫婦のプレゼントです。10代の少年三人を含む、この二十六聖人殉教の現場に立ち、この記念の聖会に参加出来た体験を糧に、ますます信仰に励みたいと存じます。